病理診断科

基本診療方針

  1. 迅速で正確な病理組織診断、細胞診診断を行っています。
  2. 最新かつ標準的な診断基準に基づいた診断を行っています。
  3. チーム医療への関与(キャンサーボードミーティングや臨床各科との合同カンファレンスの開催)を通して、医療の質の向上に貢献しています。

医師紹介

部長
(診療部副統括部長 兼職)
いえはら のりゆき
家原 典之
臨床腎臓病学・透析療法
日本内科学会認定 総合内科専門医(指導医) 日本腎臓学会認定 腎臓専門医(指導医)
日本透析医学会専門医(指導医)
医員 ほうき まさひと
保木 昌仁
病理診断学
日本病理学会認定 病理専門医

診療体制

 常勤医師2名と非常勤医師5名の計7名が診断にあたっています。細胞診に関しては、細胞検査士の資格を有する臨床検査技師4名(臨床検査技術科)の協力を得て診断を行っています。

診療実績

過去7年間の診断件数実績

  2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
組織診断 7,877 7,705 6,501 6,446 6,236 6,442 6,766
術中迅速診断 327 306 296 272 227 240 249
細胞診 7,009 6,943 6,135 6,748 7,347 7,144 6,927
病理解剖 14 6 3 3 2 5

診療の概要

 全身のあらゆる部位から採取された、ありとあらゆる検体の病理診断、細胞診診断を行うのが基本で、臨床各科および健診センターから提出される全ての検体の処理と診断を行っています。難解な症例に関しては必要に応じて外部の専門病理医エキスパートへのコンサルテーションで対応することもあります。

1)細胞診断

 擦過細胞診(主に婦人科の子宮頸部と子宮内膜)、穿刺吸引細胞診(乳腺、甲状腺や肺等)、液体検体(尿、胸水、腹水、気管支洗浄液等)や喀痰などを対象に行っています。

2)病理組織診断(生検と手術後の摘出臓器)

 いずれの検体も病理組織標本のブロックは永久保存しており、データベース化されている病理診断報告書とともに、病理診断・細胞診断の既往歴を直ちに参照することが可能です。悪性腫瘍に対する診断では、各種「癌取扱い規約」に準じて診断しており、全国ベースの比較検討が可能です。

3)術中迅速診断

 病理組織、細胞診ともに月曜日から金曜日の手術に対応しており、緊急手術に関しては予約なしでも可能な限り対応しています。

4)外科的に摘出された病変の診断

 摘出された臓器を詳しく観察し、必要に応じて画像として記録し、組織標本を作成し診断を行います。とくに癌の場合には、TNM分類と各種の「癌取扱い規約」に準じて病変を扱い、病変の性格や進行度・手術内容の評価を行う必要があります。

5)病理解剖

 ご遺族の承諾のもと、病死された患者さんの死因を確認し、病気の成り立ちを解明するために、病理解剖させていただくことがあります。病理解剖診断の結果は日本病理剖検輯報に登録されますが、その際に個人情報は公開されません。病理解剖の症例は、臨床病理カンファレンス(CPC)で研修医の教育に使わせていただくことがあります。

●参考

以下のリンク先は日本病理学会がホームページに置いている病理診断に関する一般向けの文書です。

病理診断ってなあに? http://pathology.or.jp/ippan/pathdiag.html

PDFファイル (leaflet.pdf

診療に病理医が実際にどのように関わっているのかを具体的に示します。もちろん現代の医学は基本的に診療チームとして行いますので、診断・治療の流れの中での役割を示すことになります。

 

例1.食道癌の内視鏡的摘出

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例2.乳癌の診断と治療

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施設基準・学会認定

日本病理学会病理専門医研修登録施設
日本臨床細胞学会認定施設

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