呼吸器外科

基本診療方針

  1. 呼吸器外科は気管・気管支及び肺といった呼吸に関係する臓器を対象として外科治療を行っている科です。具体的には、肺の良性及び悪性腫瘍・その他の胸部に発生する縦隔腫瘍及び胸壁腫瘍・気胸・膿胸などに対して手術療法を中心として治療しています。
  2. 癌の一般的な統計などに関しては京都府医師会みんなの医療KYOTO創刊号(http://www.kyoto.med.or.jp/info2/files/iryo_kyoto_vol1.pdf)をご覧ください。肺癌に関しては、肺癌学会で作成された肺癌治療ガイドラインに従い、病期によって行うべき治療が異なってきます。(病期の説明と治療選択についてはこちら)肺癌を中心とした腫瘍に対する治療方針の決定に関して毎週月曜日呼吸器内科・放射線科・呼吸器外科の合同カンファレンスが持たれています。そこでの検討をもとに、3科それぞれの専門性を生かした集学的治療を提供していきます。
  3. 当科では、手術が体に与える負担をできるだけ軽くして、術後の回復を早めるために、手術の85%程度を、胸腔鏡を用いた内視鏡手術で行っています。内視鏡手術が安全に行えるかどうかは、これまでの豊富な経験を基に慎重に検討しています。ここ数年で胸部外科領域でもロボット支援胸腔鏡手術(ダヴィンチ手術)が行われるようになってきました。当科でも導入し、縦隔腫瘍・肺癌に対して施行しています。詳細はいつでも外来でご説明いたします。
  4. 腫瘍以外でも手掌多汗症に対する胸腔鏡視下交感神経節切除術やロート胸に対するナス法による整復なども行っておりますのでご相談ください。

医師紹介

部長 宮原 亮
みやはら りょう
呼吸器外科・肺癌・縦隔腫瘍・胸腔鏡手術・ダヴィンチ手術

日本外科学会専門医 日本胸部外科学会認定医 日本呼吸器外科学会専門医評議員
日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本呼吸器学会呼吸器専門医

副部長 河野 朋哉
こうの ともや
呼吸器外科・肺癌・縦隔腫瘍・気胸
日本外科学会専門医 日本呼吸器外科学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
呼吸器外科専門医合同委員会呼吸器外科専門医
医員 田中 伸岳
たなか のぶたけ
呼吸器外科一般
専攻医 清水 秀浩
しみず ひでひろ
呼吸器外科一般

外来担当医表

呼吸器外科は2Dブロックの受付となっております。

 

15診

宮原(午前)
清水(午後) 
手術日 手術日 宮原
(午前・新患外来)
担当医(午前)
宮原(午後) 
河野(午前)
 田中(午後)

診療体制と概要

診療体制

 常勤2名が治療にあたります。外来は月・木・金曜の午前・午後(木曜午前は新患のみ)で行っています。手術は 火・水曜に定期手術を行っていますが適宜緊急手術も行っています。

取り扱う主な疾患

 当科は胸部外科一般の診療を行っています。つまり、肺癌、転移性肺腫瘍、気胸、 肺感染症(結核・膿胸など)、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍、ロート胸、手掌多汗症などに対して手術を行っています。また重症筋無力症に対する拡大胸腺摘除術も施行しています。これらの手術のほとんどは、胸腔鏡を用いた低侵襲手術で施行しています。最近、低侵襲手術の新しい形としてロボット支援手術が行われるようになってきています。当科でもda Vinci手術を取り入れました。これまでに、縦隔腫瘍の患者さん4名、肺癌患者さん2名にロボット手術を受けていただきました。

地域医療への貢献

疾患の性格上紹介患者さんが大半を占めています。当院は地域がん診療連携拠点病院としての役割を担っており、術後病理病期IA期の患者さんに関しては、肺がん地域連携手帳を持って頂いて、御紹介いただいた医療機関と連携して術後経過観察をさせていただいております。
 京都市立病院みぶ病診連携カンファランスの開催や、京都医学会・京都病院学会などで演題発表や情報交換を行い、診療レベルの向上を目指しています。

診療実績

過去5年の手術対象疾患別症例数のまとめ

  2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
肺癌 57(49) 54(49) 40(35) 62(58) 86(82)
転移性肺腫瘍 8(8) 12(11) 14(14) 12(12) 17(17)
縦隔腫瘍 5(5) 9(9) 3(3) 8(8) 7(7)
気胸 32(32) 22(22) 27(27) 42(42) 42(42)
その他 17(17) 36(36) 42(36) 29(13) 36(24)

 ※( ) 内は胸腔鏡手術数。

施設基準・学会認定

日本外科学会認定施設

日本胸部外科学会認定医制度指定施設

日本呼吸器外科学会認定修練施設

肺がん病期説明

 I期とは原発病巣の大きさが50㎜以下でリンパ節や他臓器に転移のない時期のことです。I期の患者さんは、全身麻酔が危険となるような大きな合併症のない限り手術が第一選択の治療となります。  IA期の患者さんには、術後補助療法 […]

低侵襲手術の取組

  胸部手術手法の いま・むかし かつては,肺がん・転移性腫瘍・縦隔腫瘍といった胸部腫瘍疾患に対する手術では,20cm以上皮膚を切開して,肋骨と肋骨の間の筋肉にも切開を加え,肋骨の間を開胸器という道具で押し広げ […]
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京都市立病院

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救急受付時間

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