救急科
基本診療方針
“地域を守るあたたかな”救急診療
- ER型で地域住民,診療機関のために開かれたER
- 福祉や病院前救護と密接に連携したER
- 「救命の連鎖」をめざす学習活動
医師紹介
副院長 | もり かずき 森 一樹 |
専門救急医学 |
---|---|---|
日本内科学会認定医 日本救急医学会救急科専門医 日本DMAT隊員 | ||
部長 | くにしま さとし 國嶋 憲 |
救急医学 |
日本救急医学会救急科専門医 日本消化器外科学会認定医 日本外科学会専門医 | ||
副部長 (兼職) |
ひがき さとし 檜垣 聡 |
内科一般・救急医学 |
日本救急医学会専門医(指導医) 日本DMAT隊員 日本腹部救急医学会評議員 日本腹部救急医学会腹部救急暫定教育医腹部救急認定医 日本集中治療医学会専門医 JMECCディレクター 日本内科学会総合内科専門医 京都府医師会スポーツ医学委員会委員 日本プライマリ・ケア連合学会認定医(指導医) 日本救急医学会医学用語委員会委員 産業医科大学産業医 同志社大学スポーツ健康科学部嘱託講師 |
||
医長 | しみず みちおみ 清水 導臣 |
救急医学 |
日本救急医学会救急科専門医 |
診療体制と概要
京都市立病院は京都府の救急告示病院として,市民の救急医療に対するニーズに応えるため24時間のER(Emergency Room)運営を行っています。救急受診患者数,救急車受入れ台数は,平成30年度実績でそれぞれ20,777名,5,784台となっています。
臨床面では,救急医を中心として初期診療を開始,各専門診療科の協力を得て,専門的治療,重症例の集中治療,外来治療までのスムーズな診療体制を確保することにより,市民の皆様や各医療機関から信頼できる“地域を守るあたたかな“病院の一部門を目指しています。
教育は常時1-2年目の研修医を2-3人,他に救急救命士,医学生の実習も積極的に受け入れ,初療での確実な意識・バイタルサインの把握と異常時の対応,各common diseaseの鑑別や的確な初療対応・専門科へのコンサルトなどを学んでいただいています。
また,救急科,外科を中心として院内にDMATチームを構成しており,災害医療時は府内各病院との連携の下,災害拠点病院としての役割を担い,ヘリ搬送による遠方からの患者搬送・受入れ,及びその後の迅速な治療体制を確立していくことにより,山間地域医療にも貢献しています。平成28年10月に京都市立病院出張所が開設され,日常の救命士教育に加えて,市内多数傷病者発生時の高度救護車運用に併せた医師現場出動の役割も担います。
時間外救急業務従事者
内科系医師 | 2~3名 |
---|---|
外科系医師 | 1名 |
産婦人科医師 | 1名 |
小児科医師 | 1名 |
麻酔科医師 | 1名 |
研修医 | 2~3名 |
看護師(救急外来) | 2~3名 |
放射線技師 | 1~2名 |
臨床検査技師 | 2名 |
臨床工学技士 | 1名 |
薬剤師 | 1~2名 |
事務職員 | 2~3名 |
※各診療科に待機制度あり
26年度から麻酔科医師及び臨床工学技士の全日当直体制を開始しています。
参加中の臨床試験
「日本救急医学会多施設共同院外心停止レジストリ」に参加しています。
詳しくはJAAM院外心停止(OHCA)レジストリのホームページをご覧ください。
「日本救急医学会熱中症熱中症に関する委員会による熱中症の実態調査(Heatstroke STUDY 2017)」
「熱中症患者の医学情報等の即日登録による疫学調査(Heatstroke Fax2017:HsF2017)」
詳しくは日本救急医学会のホームページをご覧ください。
診療実績
「断らない救急」をめざしています。
救急室からの 入院患者 |
救急車搬入 | |
---|---|---|
24年度 | 3,869人 | 4,622台 |
25年度 | 4,203人 | 5,949台 |
26年度 | 4,607人 | 6,787台 |
27年度 | 4,406人 | 5,968台 |
28年度 | 4,473人 | 6,178台 |
29年度 | 4,264人 | 5,824台 |
30年度 | 4,358人 | 5,784台 |
救急受診される方へ
救急受診については、こちらをご覧ください。
施設基準・学会認定
日本救急医学会専門医指定施設