循環器内科
1. 基本診療方針
当科はいわゆる大学病院のような特殊医療や先進医療を直接行う部署ではなく、地域にねざした一般的な循環器診療をしています。
普段の日常的な診察の役割を地域のかかりつけ医にお願いしていますが、それらの患者様への緊急対応はもちろんのこと、専門的な定期検査や入院などを請け負いながら地域医療ネットワークの構築を進めています。
2. 診療スタッフ紹介
当科は2023年7月より部長が新しくなり、医局員の半数が新メンバーとなりました。さらに今年度は専攻医が一名加わり、7名体制となりました。
| 部長 | まつお あきこ 松尾 あきこ |
循環器全般、心不全、冠循環 |
|---|---|---|
| 日本内科学会認定 総合内科専門医 日本循環器学会認定 循環器専門医 日本循環器学会近畿支部評議員 心臓病学会特別正会員(FJCC) 京都府立医科大学臨床教授 |
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| 副部長 | なかじま のりお 中島 規雄 |
循環器全般、カテーテル治療 |
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日本内科学会認定 総合内科専門医(指導医) |
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| 副部長 | まつなが しんさく 松永 晋作 |
循環器全般、カテーテル治療 |
| 日本内科学会認定 総合内科専門医(指導医) 日本循環器学会認定 循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医/施設代表医 日本心臓リハビリテーション学会指導士 |
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| 医長 | ないとう だいすけ 内藤 大督 |
循環器全般、カテーテル治療、心臓リハビリテーション |
| 日本内科学会認定 総合内科専門医(指導医) 日本循環器学会認定 循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医 日本心臓リハビリテーション学会指導士 |
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| 医長 | おおた けいすけ 太田 啓祐 |
循環器全般、カテーテル治療、心臓リハビリテーション |
| 日本内科学会認定 総合内科専門医 日本循環器学会認定 循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医 日本心臓リハビリテーション学会指導士 |
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| 医長 | かさはら たける 笠原 武 |
循環器全般、カテーテル治療 |
| 日本内科学会認定医 日本内科学会認定 総合内科専門医(指導医) 日本循環器学会認定 循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医 |
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| 専攻医 | たかぎ ゆうだい 高木 優大 |
循環器全般 |
3. 外来担当医表
| 循環器一般外来 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
| 初診(午前・午後) 診察室5 |
松尾 | 中島 | 内藤 | 松尾 | 松永 (高血圧外来) |
| 再診(午前・午後) 診察室6 |
中島 | 松尾 | 太田 | 松永 | 笠原 |
| 再診(午前・午後) 診察室7 |
内藤 | 高木 (PMのみ) |
4. 取り扱う主な疾患
急性心筋梗塞、急性肺塞栓症、急性心筋炎・心膜炎、急性動脈閉塞、狭心症、心不全、難治性高血圧、弁膜症、不整脈、心筋症、深部静脈血栓、末梢動脈疾患が対象疾患となります。
スタッフの殆どが日本心血管インターベンション治療学会専門医の資格があることもあって、急性心筋梗塞を中心としたカテーテル治療を得意としていますが、画像診断にも力を注いでいます。
冠動脈造影CTや負荷心筋シンチグラフィ、冠微小循環評価を含む冠動脈機能検査や冠動脈イメージングを用いて、形態と機能の双方の観点から冠動脈病変治療戦略を行っています。
また、新たな治療としては、2026年4月に腎デナベーション実施施設認定を得ましたので、薬物抵抗性の難治性高血圧に対してカテーテルで治療すること(腎デナベーション)が可能になりました。
心不全に関しては、心臓核医学検査、心臓MRI、PET/CTなどのマルチモダリティを用いて心筋症診断や心筋障害の評価を行い(図:自施設症例)、心不全の原因疾患精査、重症度評価を行い、治療方針を決定しています。
さらに2023年9月から始動している多職種心不全チームを中心に薬物療法、心臓リハビリテーション処方を行いながら、患者様に対しての薬物や栄養指導、心不全指導などをしています。
また退院に関しても心不全チームの介入で外来連携を行っての指導の継続、外来心臓リハビリテーションの継続をして自宅での生活の水準維持を目指しています。
当科は患者様に提供する医療の質の向上のために、2023年10月から積極的に自主研究を行い、その成果を学術活動を通じて日常臨床に還元する努力をしています(下記参照)。

5. 診療実績(2025年1月~12月)
| 年間件数 | |
|---|---|
| 冠動脈造影検査 | 467 |
| 緊急冠動脈カテーテル治療 | 43 |
| 待機的冠動脈カテーテル治療 | 203 |
| 末梢血管カテーテル治療 | 62 |
| ペースメーカー移植術(新規) | 26 |
| ペースメーカー交換術 | 11 |
| 心臓核医学検査 | 245 |
| 心臓MRI | 36 |
| 冠動脈造影CT | 286 |
| 心不全入院数 | 172 |
| 心臓リハビリテーション(新規患者数) | 235 |
| 心エコー図検査 | 5,594 |
| 下肢血管エコー | 246 |
| 心肺運動負荷試験 | 67 |
6. 地域医療機関との連携活動
京都市立病地域フォーラム、壬生そらまめ連携セミナー
7. その他患者会等活動
京都市立病院ミニ市民公開講座(循環器シリーズ)、京都市いきいき筋トレボランティア活動報告会
8. 臨床研究(自主研究) *()内は当院臨床研究倫理審査委員会承認番号
・心筋梗塞後の心肺機能負荷試験の役割の研究(No.856):第72回 日本心臓病学会学術集会発表
・当院での衝撃波カテーテル治療(shockwave)の有用性の検討 (No.780): 第89回日本循環器学会学術集会発表および論文投稿中
・心不全入院患者における治療薬等の急性期導入の実態および予後に関する研究(No.790):第29回日本心不全学会学術集会発表
・冠微小循環障害の心疾患における影響および予後との関連(No.819):第89回日本循環器学会学術集会発表
9. 治験
- 心血管系リスクが高い患者を対象に主要心血管系イベントの抑制におけるMK-0616の有効性及び安全性を評価する第Ⅲ相、無作為化、プラセボ対照試験
- ASCVDの既往を有する患者又はASCVDイベントの初発リスクが高い患者を対象に、AZD0780の主要心血管イベントに対する効果を評価する第III相試験
10. 施設認定
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
日本心血管インターベンション治療学会認定研修関連施設
腎デナベーション実施施設認定