眼科
基本診療方針
1 最新かつ安全・安心の医療を行います
2 患者満足度の高い診療を行います
3 緊密な地域医療連携を行います
医師紹介
眼科一般(白内障手術を含む)診療は全員が行います。
部長 | すずき とも 鈴木 智 |
眼科一般 特に専門とする疾患:眼瞼~角結膜疾患(特に感染症、ドライアイ、マイボーム腺疾患、霞粒腫など) |
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日本眼科学会専門医(指導医) 日本角膜学会専門医 日本抗加齢医学会専門医 京都府立医科大学眼科臨床教授 |
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副部長 | みなみ やすあき 南 泰明 |
眼科一般 |
日本眼科学会専門医 | ||
医長 | なかじ しんのすけ 中路 進之介 |
眼科一般 特に専門とする疾患:網膜・硝子体疾患 |
日本眼科学会専門医 | ||
医員 | みき たける 三木 岳 |
眼科一般 |
医員 | おおくぼ ひろし 大久保 寛 |
眼科一般 |
専攻医 | みやひら ひろし 宮平 大 |
眼科一般 |
外来担当医表
眼科は2Dブロックの受付となっております。
(注) 角膜外来は金曜日の午後、斜視・弱視外来は水・金曜日の午後です。
診療体制と概要
1.外来
手術日(月・木曜の終日と水曜午前)は午前の診察のみ、他の曜日(火、水、金)は午前の一般診察と午後の予約
診察で診療を行っています。一日平均患者数は手術日では約50人、手術日以外では約120人となっています。
2. 入院
入院病床として14床(日帰り病床8床)を確保しており、各種疾患の入院治療に対応しています。入院は手術治療、
感染症治療、 ステロイド治療などを目的とするものであり、手術疾患内訳は表のとおりです。また、手術数の多い白
内障手術では、日帰り入院にも対応しています。
取り扱う主な疾患
白内障、緑内障、外眼部および角結膜疾患(感染症、ドライアイ、マイボーム腺機能不全他)、
網膜・硝子体疾患(網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性、黄斑上膜他)、
斜視・弱視、眼瞼疾患(霰粒腫、 眼瞼下垂、眼瞼内反症他)、ぶどう膜炎、視神経疾患,、眼外傷
得意分野
外眼部および角結膜疾患については、各種感染症に対する原因微生物の同定と治療、ドライアイの原因および重症度に応じた治療、マイボーム腺異常(マイボーム腺炎、マイボーム腺機能不全、霰粒腫等)およびそれに伴う眼表面上皮障害の治療、アレルギー性眼瞼角結膜疾患の治療を得意としています。2013年度に開設した角膜外来では、難症例も含め、より専門的な診断・治療を行っています。
白内障手術は、日帰り入院手術の件数を増やすとともに、全身疾患合併例、超高齢者、 などの難症例にも対応し、入院手術、全身麻酔下での手術も行っています。眼内レンズの進歩に伴い、保険診療可能な新しい焦点深度拡張型眼内レンズや乱視矯正眼内レンズも採用しています。
糖尿病網膜症、網膜剥離、硝子体出血、黄斑疾患などに対する網膜硝子体手術では、緊急度に応じて臨時手術や随時手術対応をしています。加齢黄斑変性症に対する硝子体注射も行っています。
緑内障に対しては、従来の手術より低侵襲性な緑内障手術(マイクロフックを用いた流出路再建術)や、手術を受けるのが難しい患者様、 認知症の患者様、 点眼が多種類となりアドヒアランスが不良な患者様などには、マイクロパルス毛様体光凝固というレーザー治療を積極的に行っています。今後、緑内障の初期に進行抑制のために有効と報告されているSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)というレーザー治療も開始する予定です。
斜視・弱視、屈折異常などの小児領域においても、専門的な診療を行い、 視力の発達をサポートしています。
2023年度より、隔月1回、難易度の高い眼瞼・涙道疾患に対して眼形成専門医と共に外科的対応ができる環境を整えました。
診療実績
2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|---|---|---|
白内障 |
1,353 |
1,351 |
1,327 |
961 |
1,046 |
1,201 |
網膜硝子体 |
98 |
108 |
106 |
92 |
122 |
128 |
緑内障 |
13 |
41 |
18 |
61 |
50 |
46 |
斜視 |
3 |
2 |
12 |
3 |
10 |
4 |
外眼部・その他 |
106 |
136 |
145 |
110 |
103 |
105 |
計 |
1,573 |
1,638 |
1,608 |
1,227 |
1,331 |
1,517 |
加齢黄斑変性に対する抗VEGF抗体硝子体注射件数も年々増加しています
地域医療機関との連携活動
地域の中核病院として、近隣の診療所からの手術対象症例や外傷、救急を随時受け入れ、当院での治療終了後は速やかに紹介元診療所へ戻っていただくように手配しています。治療内容や検査結果についても、紹介元へフィードバックすることで、診療所と患者さんの双方にとって有益な診療システムを構築できるように心掛けています。
施設基準・学会認定
日本眼科学会専門医制度研修施設