救急診療のご案内
平日診療時間内救急診療について
平日診療受付時間内(午前8時30分~午前11時)の救急診療に関しては、救急車で搬入された患者、他の医療機関からの救急紹介された患者に対する救急診療を行っています。
他の医療機関からのご紹介のない場合には、各診療科の状況によって救急対応できない場合や対応が遅れる場合があります。この場合、傷病の状況によっては一般外来への受診や他院への受診をお願いすることがありますので、ご理解お願いします。
TEL(代表)(075)311-5311
夜間・休日救急診療について
京都市立病院
内科系 毎日
外科系 毎日
小児科 毎日
※ 内科系、外科系、小児科の医師が当直していますが、受診希望の専門医でない場合があります。
平日の時間外救急診療の受付
月曜日~金曜日:午前 11 時から翌朝 8 時30分まで
※ 平日午前 8 時 30 分以降の救急受診に関しましては、症状等から緊急性が低いと判断される場合には一般外来への受診をお願いすることがありますので、あらかじめご了解をお願いします。
休日の救急診療の受付
土曜日および日曜日、祝祭日(振替休日を含む。)
小児の夜間・休日救急診療について
小児の救急診療については、京都市内の診療所等の小児科医師との連携をとりながら、夜間・休日も含めた24時間の診療体制を整備しています。
当院に通院治療中の患者さんの救急受診について
当院において、血液透析や化学療法、在宅酸素療法等で治療中の患者さんや、入院予定や退院後間もない患者さん、担当医より急変時に当院への受診を指示されている患者さんで、夜間・休日に病状が変化された場合には、下記までご連絡をお願いします。
TEL(代表)(075)311-5311
急病診療所のご案内
京都市急病診療所
京都市中京区西ノ京東栂尾町6番地(京都府医師会館1階)
電話:075-354-6021
小児科 | 平日 | 午後9時から午前0時 |
---|---|---|
土曜日 | 午後2時から午後5時 午後6時から翌朝午前8時 |
|
日曜・祝日 (年末年始等) |
午前10時から午後5時 午後6時から午前0時 |
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内科・眼科 | 土曜日 | 午後6時から午後10時 |
日曜・祝日 (年末年始等) |
午前10時から午後5時 午後6時から午後10時 |
|
耳鼻咽喉科 | 日曜・祝日 (年末年始等) |
午前10時から午後5時 |
土曜・休日等の夜間における、急病診療所の標榜診療科目以外での受診可能な病院の情報は、京都府救急医療情報センター(電話:075-661-5599)でお知らせしています。
救急安心センターきょうと(#7119)
看護師から受診の必要性や対処方法等の適切な助言、医療機関案内を受けることができます。急な病気やけがをした際、お気軽にご相談ください。
「呼吸をしていない」「脈がない」「意識がない」「大量に出血している」などの場合や、ご自身が緊急と思った時は、ためらわず119番で救急車を呼んでください。
相談時間
24時間365日(年中無休)
利用方法
固定・携帯電話から【#7119】番でご利用いただけます。
ダイヤル回線、IP電話の場合は、0570-00-7119に直接ダイヤルしてください。
※ 相談料は無料ですが、通話料が掛かります。
小児救急電話相談事業(#8000)
子どもの急な病気への対処方法を小児科医師や看護師と相談できます。
※ お住まいの都道府県の相談窓口への自動転送
相談時間
年中無休
平日 | 午後7時から翌朝午前8時 |
---|---|
休日 (年末年始等) |
午後7時から翌朝午前8時 |
土曜日 | 午後3時から翌朝午前8時 |
日曜日 | 午後7時から翌朝午前8時 |
利用方法
固定・携帯電話から【#8000】番でご利用いただけます。
ダイヤル回線、IP電話の場合は、075-661-5596に直接ダイヤルしてください。
※ 相談料は無料ですが、通話料が掛かります。
救急患者さんへのお願い
診察の順番や待ち時間についてのお願い
救急外来は通常の夜間診療所ではありません。
救急診療の性格から、緊急性の高い重症患者の診察・治療を優先しています。救急当直医が緊急手術や緊急処置中などのために救急外来での診療が遅れたり、緊急対応ができない場合がありますが、ご了解をお願いいたします。また、診療科の違いや検査の状況などにより診察の順番が受付の順番と異なることがありますので、ご了解をお願いいたします。
救急外来で可能な検査や治療には限界があることをご理解ください。
救急外来では、スタッフ数や対応できる診療科目などが限られていることから、疾患や外傷の種類によっては十分な対応ができない場合があります。そのような場合には、他の救急病院をご紹介したり、応急の処置の後で他の医療機関をご紹介したり、翌日の専門診療科受診を指示させていただいていますのでご了解ください。
お薬の処方日数についてのお願い
救急外来での薬の処方は、原則的に平日の通常診療が始まるまでの日数分(通常は1日分、休前日は 2 ~ 3 日分)とさせていただきます。
救急外来では詳しい検査などができませんので、診断が確定されないことも多いことをご承知ください。翌日ないしはできる限り早い段階で、専門診療科への受診をお願いいたします。そのような意味において、救急外来での処方日数に制限を設けておりますので、あらかじめご了解ください。
診療を妨害する行為をなくすためのお願い
暴力行為やセクシャル・ハラスメントは犯罪です。
暴力・暴言などで他の患者さんにご迷惑がかかる場合や、医療者の診療行為が妨げられる場合には、たとえ患者さんであっても診療をお断りしたり、中止することがあります。また、必要に応じて警察へ通報することがありますので、あらかじめご了解ください。
暴力だけでなく、数々の暴言や威嚇行為が、患者さんのために働こうとしている医療者に不安と恐怖を与え、救急診療を敬遠する医療者を増やしている実情をご理解ください。これらの行為は酒酔いなどを理由に免罪されるものではありません。
あなた一人だけのための病院ではないことをあらためてご理解ください。
救急外来の「コンビニ」化を防ぐためのお願い
当院は1次救急、2次救急という行政側、医療機関側の考える区分にとらわれず、急な病気やケガなどで救急受診を希望される患者・市民の要望に沿い、1次救急として位置付けられる軽症例を含めた救急患者の受入れも行っておりますが、入院治療を要する患者への対応を中心とする2次救急対応の病院として位置付けられています。
近年、医療崩壊が叫ばれる中で、救急診療体制の問題も大きく取り上げられ、救急外来を夜間診療外来のような扱いで受診される患者数の多さも問題視されています。救急対応を要する患者の治療が迅速かつ円滑にできるように当院でも努力しておりますが、医療スタッフの人数などは限られており、十分に満足できる対応になっていないのが現実です。患者さん、市民の皆様におかれましても、急を要さない症状の場合や皆様の時間調整が可能な場合には、通常診療時間帯に開業医をはじめとした地域の医療機関を受診してくださるようお願いいたします。
臨床研修医の診療への参加についてのお願い
当院は医師の研修指定病院として、研修医の卒後臨床教育を行う役割も担っていますので、救急診療に限らず、全ての診療活動において研修医の参加を促し、指導医による教育の下に診療に携わっています。救急外来におきましても、研修医による問診や診察、処置が行われますが、ご了解くださいますようお願いいたします。もちろん、当院では研修医の教育に日々努力するとともに、診療や治療の最終判断は上級医が責任をもって行っております。
研修医の救急診療への参加は、救急医療に積極的かつ適切に対応できる良医を育てるために欠かせませんし、地域の皆様の救急医療に対するニーズに対応するために必要であります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
小児救急の受診に当たって
・ 診察は、重症度や緊急性により順番が前後する場合や、病棟、救急患者さんの状況によりお待たせする場合がございます。
・ 夜間は使用できる医療機器や人員も限られており、通常の診察時間帯と同じ診療はできません。
・ 救急外来での薬の処方は、原則として休みの間分です。平日に病院を再受診されるようお願いいたします。
15歳未満の子どもさんお一人での受診はお断りしています。
検査や投薬、場合によっては手術や入院など、保護者の同意が必要となる場合がございます。また、診断や治療に関して選択肢がある場合には、十分内容をご理解頂いたうえで保護者の方に判断していただくことがあります。以上のことから、原則として15歳未満のお子さんには、保護者の方が付き添って受診いただくようお願いいたします。