子宮頸がん検診で「異常」と言われた方へ
京都市立病院産婦人科
~子宮頸部細胞診異常とCIN(子宮頸部異形成)について~
まずお伝えしたいこと
子宮頸がん検診で「異常があります」と言われても、すぐに子宮頸がんという意味ではありません。
実際には、多くの方は「がんになる前の変化」や「自然に治る可能性のある変化」が見つかっています。慌てず、医師の指示どおりに検査や経過観察を受けることが大切です。
子宮頸部細胞診とは?
子宮の入り口(子宮頸部)の細胞をブラシで軽く採取し、細胞に異常がないかを調べる検査です。
細胞診はバラバラの「細胞の見た目」を調べる検査であり、がんと確定する検査ではありません。
異常があった場合は、さらに詳しい検査(コルポスコピー・組織検査)を行います。
精密検査(コルポスコピー)とは?
子宮頸部を拡大して観察する検査です。
必要に応じて、小さな組織を採取(生検)し、顕微鏡で詳しく調べます。
数分程度で終わる検査で、通常は外来で行います。
生検の結果について
コルポスコピー下に生検を実施した後、病理検査の結果は2週間程度で判明します。
一般的には下記のような方針となります。
CIN1:経過観察
CIN2:年齢や希望に応じて経過観察または治療
CIN3:治療をすすめることが多い
