理事長あいさつ

 本年度は,第3期中期計画の初年度に当たり,今後4年間の病院経営の礎を築く重要な1年となります。

 当機構は,一つの法人の下,二つの性質の異なる病院を経営しており,京都市立病院においては,独法化後に整備した医療機能を充実させ,安心・安全,そして先進的な医療の提供に努めてまいりました。また,京都市立京北病院においては,地域唯一の病院として,地域包括ケアの拠点施設としての役割を果たしてまいりました。

 

 2025年に向けて,国による医療・介護制度改革,京都府の「地域包括ケア構想」など,医療・介護業界に求められる対応は日々変化しております。こうした状況の中で,当機構は,自治体病院としての役割を果たすため,市立病院と京北病院の一体的運営の下,市民の皆さまのいのちと健康を守り,健康長寿のまちづくりに貢献してまいります。

 

 本年度は,新たな中期計画の下,病院経営,運営の改善に向けた取組を進めてまいります。

 まず,1つめは,着実な経営改善策の実施です。医療の質と患者サービス向上を目指し,経営改善に資する新たな医療体制の構築に努めます。

 2つめは,病院組織の活性化と各部門の連携強化です。組織や業務を整備するとともに,それらを活かし機構全体の業務改善を図ります。

 3つめは,職員の「働き方改革」です。本年度から時間外勤務時間の上限規制や,年次休暇の取得義務等が設けられますが,当機構では,それらに加えて,全職員の「働き方改革」として,ワークライフバランスに配慮した多様な勤務形態導入に向けた検討を行い,職員の勤務環境改善を通して,活力ある病院づくりに取り組みます。

 

 地方独立行政法人京都市立病院機構は,本年度も関係職員一丸となって,患者さん中心の最適な医療の提供に努めてまいりますので,皆さまの御支援と御協力をお願いいたします。

 

 平成31年4月 

地方独立行政法人京都市立病院機構
理事長 森本 泰介

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