理事長ご挨拶

 令和2年4月1日に京都市立病院機構理事長を拝命いたしました。浅学菲才の身ではございますが,精一杯務めたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。

 当機構は一つの法人の下,京都市立病院と京都市立京北病院の二つの機能の異なる病院を運営しています。

 昨年度から始まった第3期中期計画において,京都市立病院では,独法化後に整備した医療機能を充実させ,地域の中核となる基幹的医療機関の役割を果たすとともに,地域の医療機関との連携の強化に取り組んでいます。

 一方,京都市立京北病院においては,市立病院との一体的運営を進め,京北地域唯一の病院として入院診療から在宅医療まで,地域に根差した医療・介護を提供する地域包括ケアの拠点施設としての役割を果たすべく努力しております。

 本年度は,第3期中期計画の2年目に当たりますが,昨年度に引き続き,医療の質と患者サービス向上を目指し,経営改善に資する新たな医療体制の構築に努めます。また,病院組織の活性化と各部門の連携強化を進め,機構全体の業務改善を図ります。さらに職員の「働き方改革」を進めるべく多様な勤務形態導入に向けた検討を継続し,職員の勤務環境改善を通して,活力ある病院づくりに取り組みます。

 京都市立病院機構は、その理念にもありますように,地域と一体となって健康長寿のまちづくりに貢献できるよう,全職員が一丸となって努力して参りますので,今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします。

令和2年4月
京都市立病院機構
理事長 黒田 啓史

 

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