理事長ご挨拶

 当機構は平成23年4月から独立行政法人化し、地方独立行政法人「京都市立病院機構」として一つの法人の下、京都市立病院と京都市立京北病院の二つの機能の異なる病院を運営してまいりました。

 独立行政法人化後12年経過し、本年度からは第4期中期計画期間に入ります。中期計画の骨子としては、2025年を見据えた医療と介護の一体的な改革、さらに2040年を展望した社会保障・働き方改革等の方向性を踏まえ、また、加速する少子化、高齢化や将来の人口減少を念頭に置き、新たな新興感染症の流行等の変化を的確にとらえて、自治体病院として、患者サービスの向上や地域包括ケアシステムの構築に寄与し、質の高い医療を地域全体で提供できるよう、そして将来にわたって持続可能となるよう取り組んでいくこととしています。

 京都市立病院は、政策医療分野や高度急性期医療分野に重点を置き、自治体病院としての医療需要に対応するとともに、地域の中核となる基幹的医療機関の役割を果たし、地域の医療機関との連携のさらなる強化に取り組んでまいります。

 一方、京都市立京北病院では、市立病院との一体的運営をさらに進め、京北地域唯一の病院として入院診療から在宅医療まで、地域に根差した医療・介護を提供する地域包括ケアの拠点施設としての役割を果たしてまいります。また、この第4期中期計画の間に京北病院の将来のあり方を検討し、持続可能な将来像を描いて行く予定にしております。

 京都市立病院機構は、その理念にもありますように、市民のいのちと健康を守り、地域と一体となって健康長寿のまちづくりに貢献できるよう、全職員が一丸となって努力して参りますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和5年4月
京都市立病院機構 理事長 黒田啓史

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