

| 京都市立病院は,明治15年以来128年の歴史を刻み,また,現在の姿になった昭和40年以降,45年にわたり,京都市民とともに歩んできました。その間,自治体病院として,市民に欠くことのできない感染症,救急,周産期,がん治療などの医療提供体制を整備してきました。循環器,脳卒中,糖尿病などの生活習慣病や,がんの放射線治療にも力を注ぎ,実績を挙げてきました。 現在,本館と北館の間で工事を行っています。これまで培ってきた当院の役割を更に高度・高次化するための新館建設工事です。平成25年春には,最先端の医療提供機能を有する新館(新北館)が完成します。
建物や設備などのハードは時間とお金をかければできます。私たち職員が,今,最も力を入れているのは,病院と患者さんとの関係,病院と診療所の先生との関係,さらに病院と地域との関係,というソフトの部分の再構築です。市立病院は,平成21年9月に,地域の医師会の先生方の御協力,御支援もあって,「地域医療支援病院」の承認を受けました。今後は,「かかりつけ医」の先生方と連携し,地域全体で市民の皆様の健康を支えるよう,努めてまいります。 平成23年4月1日には,京都市立京北病院とともに,「地方独立行政法人京都市立病院機構」として新たなスタートを切りました。地方独立行政法人のメリットである,より自律的・弾力的な病院運営を行い,「信頼され,安心できる,心のこもった医療を市民に提供します。」という当院の理念を実現できるよう,自治体病院としての役割をしっかりと果たしてまいります。 院長 内藤 和世 |
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