院長室、副院長室から(平成25年度)

医師を志す皆様へ  京都市立病院 院長 内藤和世

 京都市立病院の医師臨床研修の歴史は昭和43年にさかのぼり、これまでに多くの医師を輩出し、それぞれが第一線で活躍しておられます。また、平成16年から始まった新医師臨床研修制度においても、長い期間に培った経験を生かし、独自の研修プログラムで成果を挙げています。当院では、単に医療技術の習得のみにとどまらず、自分自身で考え、計画を立て、実践し、検証できる医師を養成するプログラムを目指しています。  皆さんの教育に対しては、高いレベルの多くの指導医が中心となって病院全体で研修医の方々の成長を支えます。また、専攻医(後期研修医)も一体となった指導体制で常に皆さんを支えます。また、当院の研修システムは、定期的に研修医と意見交換ができる委員を開催し、日々の研修において発生する問題の解決など迅速な対応が出来るシステムになっており、研修医の皆さんが安心して研修できるように支えていきます。  当院での研修は、決して楽なものではないかもしれませんが、病院全体で研修医の皆さんを支え、多くの仲間とともに情熱を持って2年間の研修期間が有意義なものになるように考えています。  臨床医を目指す方にとっては将来どの分野を選択するにしても、初期臨床研修の2年間は 知識や技術の修得だけでなく医師としての心の礎をも築く大事な時期です。その皆さんの大切な研修の期間の手助けができればと考えています。                                             

来れ,探求心旺盛な若者よ  京都市立病院 副院長 森本泰介(プログラム責任者)

平成16年より新医師臨床研修制度が開始されました。それまで大学が中心のストレート研修があまりにも専門領域のみに偏りすぎ,Common Diseaseの初期診療さえままならない医師の養成につながっていたとの反省から,この新しい制度が誕生しました。京都市立病院では昭和43年より伝統あるスーパーローテーションによる臨床研修を実施してきましたが,この度の新制度下でも,当院の特徴をさらに発展・充実させて全国より広く人材を受け入れ,若手医師の育成に積極的に取り組んでいます。 医師としての最初の一歩をどこで踏み出すかは大変重要です。大学病院での研修と異なり,市中病院での研修のメリットは,1)症例が豊富なこと,2)雑用が少なく,自身の勉強にあてる時間が確保できること,3)いろいろな人材と交流できることが挙げられます。京都市立病院はこれらの3条件をすべて兼ね備え,京都大学,京都府立医科大学からの優秀な指導医のもとで,応募されてくる若き医師たちの旺盛な探求心を満足さすだけの診療規模、優秀な教育環境を誇っています。落ち着いた古都の環境で,2年間の研修に励んでは如何でしょうか。 京都市立病院のもうひとつの特徴は後期研修にあります。希望者には初期研修につづき3年間の後期専門研修を準備しています。身分,給与,学会出張等も大学や他の病院よりも優遇されています。当院での研修の最終目標は,希望診療科での専門医資格を獲得することです。真に国民から期待されている医師が,当院より一人でも多く育ってくれることを願っています。 ともに “学び・働き・遊び” 楽しく充実した研修生活を送れることを期待して,安心して当院へ飛び込んできてください。お待ちしています。

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