京都市立病院看護部

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看護提供体制

看護提供体制は、パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)を採用しています。

 

1.定義
  看護師が安全で質の高い看護を共に提供することを目的とし、2人の看護師が良きパートナーとして、対等な立場で、互いの特性を生かし、相互に補完しあう看護提供方式です。2人の看護師は、毎日の看護ケアをはじめ、委員会活動、病棟の係の仕事に至るまで、1年を通じたパートナーとして、その成果と責任を共有します。

2.導入の目的
  当院は経験豊かな看護師が多く、経験から培ったスキルや知識を効果的に若いスタッフに伝え、また、若い世代が持つ新しい知識や視点を経験者へ相互に提供し合えるシステムとしてPNSを導入しました。新人看護師や若いスタッフが先輩看護師から患者へのケア方法や状況判断を実践場面で学ぶことができ、看護の質向上、看護師の勤務環境の改善を図り健康で生きがいを持って看護師としての能力を発揮することのできる環境です。

3.パートナーシップマインド
  他者に依存するのではなく、一人のプロフェッショナルとして、自立・自助の心、与える心を持ち、お互いの知識や技術の差を補い合って看護を提供します。