京都市立病院看護部

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部署紹介(過去分)

3D病棟

脳室ドレナージ管理

脳室ドレナージ管理

サーカディアンリズムを整えるために デイルームで食事

サーカディアンリズムを整えるためにデイルームで食事

3D病棟は、脳神経外科・神経内科・救急科の急性期疾患の混合病棟です。 平成25年12月に脳卒中センターを開設し、脳卒中患者を24時間受け入れています。 予期せぬ危機的な状況に陥った患者さんへの急性期看護と並行し、早期からリハビリテーションに取り組んでいます。また、患者さんのQOLを重視し、スピーディーに回復期病院や在宅に継ぐため、多職種でのカンファレンスを実施しています。 スタッフはベテランから中堅、若手とバランスよく配置されており、パートナーシップナーシングシステムによる安全で効果的な看護提供体制を整え、切磋琢磨しながら日々の看護に磨きをかけています。 平成26年度は、脳卒中患者の日常性を早期に取り戻すための看護を展開しました。昼食時にはベッドから離れディルームへ集合し、食事ケアとともに他者とのかかわりや音・光等の刺激を受け離床を進めています。またサーカディアンリズムを整えることで、せん妄予防にも役立てています。 忙しい中にも、患者の回復を共に喜び、やりがいを感じながら働いています。

4B病棟

 4B病棟はNICUを含む地域周産期センターの機能を有する産科病床と、主に婦人科、乳腺外科等の女性病床を合わせた病棟です。 産科では助産師が「一人ひとりの妊婦さんとの関わりを大切に」をモットーに外来から妊婦さんが助産師とも話せる場を設けることで、安全、安心で満足のいく出産となるようサポートしています。 また平成27年1月からは正常経過の妊婦さんを対象に助産師外来を開設し、ゆっくりとした時間の中で妊婦健診を受けていただけるようになりました。 分娩はLDRといわれる陣痛室と分娩室、回復室を兼ね備えた部屋で過ごしていただきます。 産後は母児同室を基本とし、アットホームな雰囲気の中、母乳ケアや育児の練習ができるようにするとともに、退院後も気軽にご相談いただいております。 043 平成27年春からは、京都市からの委託で、スマイルママ・ホッと事業を開始し、広く母子の支援を行っていきます。 婦人科、乳腺外科は専門的な医療チームで支援し、手術、放射線療法、化学療法などの集学的な治療が安全に行われ、安心して治療に専念してもらえる和やかな環境の女性病棟です。 患者さんの中には治療のために繰り返し入院が必要な方が多く、患者さんの背景も含めた全人的看護を提供できるよう努めています。乳腺外科では乳がん看護認定看護師が配属されており、リンパ浮腫に対するケアを含め質の高い看護を目指しています。 また、NICUでは新生児の集中ケアを半個室化の環境で赤ちゃんと家族のプライバシーに配慮したケアができることが特徴です。感染対策にも力を入れ赤ちゃんの命を守り、発達、成長にじっくりかかわっていいます。 038 スタッフには新生児集中ケア認定看護師や助産師もおり、 専門的な看護を行うと共に母乳育児にも力を入れています。